洗い物でお湯を使ったり、こまめな手洗い消毒などで手はカサつきやすくなってきます。
ひどくなるとひび、あかぎれ、赤味、かゆみとなって手湿疹となります。
ひどくならないようにケアしましょう。
手洗いのコツ
手は皮膚が薄いのでゴシゴシ洗うと摩擦で角層を傷つけてしまうので、
石鹸の泡をクッションにして優しく洗います。
また、洗浄力の強いハンドソープは手肌に必要な皮脂や潤いを取ってしまうので
使い方に気を付けましょう。
手を洗ったあと、清潔なタオルなどでしっかりと水分を拭きます。濡れたままにしておくと
手肌が乾燥して手荒れが酷くなりやすいからです。
手洗い前後のケア
肌の状態にあわせてやった方が良いケアです。
ハンドクリームを塗る前にマカダミアオイルか馬油で脂分を補う
手のしわなどが気になる場合は寝る前にレチノールの入ったものを足して使うとよい。
指先の乾燥やガサつき、角質が厚くなったことが気になる場合
ガサついているところに尿素の入ったクリームで分解するイメージで使う。
ハンドクリームを選ぶポイント
マッサージをすることがある方は香りのあるものを選ぶとリラックスできます。
手は汗腺はあるけど油分を作ることができないため油分を補うことを考えましょう。
【使用例】
マカダミアナッツ油
皮脂の組成に最も近いので皮脂の成分を補う
ワセリンを塗り保護
ハンドクリームの使い方
ハンドクリームをうまく使うコツは塗るタイミング、塗る量、塗り方です。
ハンドクリームを塗る量
一回に使うクリームの量は人差し指の指先から第一関節までが目安です。手荒れがひどいときは第二関節くらいまで多めに使います。
ハンドクリームの塗り方
ハンドクリームは肌になじませるように軽くマッサージしながら塗るとより効果的です。
ハンドクリームを塗るタイミング
手洗いした後にハンドクリームを毎回塗ることが望ましいです。
手洗い後にハンドクリームを塗れない場合は就寝前にしっかりとハンドクリームを塗りながらケアしましょう。
手のケアまとめ
食器洗いや掃除で洗剤を使うときは、薄手のゴム手袋などで手を保護することで手荒れを防ぎます。
水仕事前に長時間「バリア機能」のあるハンドクリームを塗るなど手の保護をする。
手が濡れた時は水分をふき取りハンドクリームを塗りこむようにする。
日焼け止めクリームなどを使い紫外線対策もするとよい。
できれば週一回くらい洗顔料などでやさしく洗い角質除去しましょう。
マッサージなどで血行を良くしたり手をほぐしてあげるのも良いです。
肌と生活スタイルに合ったケアをみつけましょう。
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